「え?英検®に新しい級ができたん?」
息子の英語の先生から聞いて、最初はそんな反応でした。
英検®に新しい級が追加されるなんて、なんと31年ぶりのことらしいんです。
その名も「準2級プラス」。
「準2級の次は2級やと思ってたけど、間に『プラス』ってのができたんか?」
親として気になるのは、うちの息子の英語学習にどんな影響があるのか、ということですよね。
今回は、この新しい「準2級プラス」について、調べてわかったことをシェアしたいと思います。
🆕 31年ぶりの快挙!英検®に新級誕生
2025年度から、英検®に「準2級プラス」という新しい級が導入されました(英検協会公式発表)。

これまでの英検®は:
- 5級 → 4級 → 3級 → 準2級 → 2級 → 準1級 → 1級
だったのが、
- 5級 → 4級 → 3級 → 準2級 → 準2級プラス → 2級 → 準1級 → 1級
という風に、準2級と2級の間に新しい級が挟まれることになったんです。
😅 準2級から2級への「高すぎる壁」が問題だった
なんで新しい級を作ったのか。
その理由を聞いて「なるほど〜」と思いました。
実は、準2級から2級への難易度の差が大きすぎるという問題があったんです。
英検協会のデータによると:
- 5級から準2級まで:各級の合格まで約1年
- 準2級から2級まで:合格まで約2年
つまり、準2級から2級だけ異常に時間がかかっていたんですね。
実際、英語の先生や生徒からも
- 「準2級と2級の間には高い壁がある」
- 「2級は段違いに難しい」
という声が多く寄せられていたそうです。
受験者や先生方から「2級は全然別物」という言葉をよく聞きます。特に先生方からは「2級は実用的に英語を使う力を求めている」、「生徒が能動的な学習者になることが重要」、「生徒たちが学んできた成果を段階ごとにしっかり評価し、生徒たちの小さな成功体験を積み重ね、継続的な学びにつなげていきたい」との声をお聞きしています。そこで、準2級と2級の間にある高い壁を乗り越えるためのステップとして、準2級プラスを新設し、英語学習者の能力に合わせたステップアップを可能にしました。
🎯 「身近な社会的話題」がキーワード
では、準2級プラスはどんなレベルなのか。
英検協会の説明によると、「身近な社会的話題について英語を理解し、使用できる」レベルだそうです。
準2級プラスは、準2級と2級の橋渡しとして受験者にとって身近な社会的話題について扱う予定です。語彙や統語的構造などは2級より認知的負荷が低いものとし、準2級よりは抽象度が高い話題について、詳細で具体的な情報を処理する力を測定します。
比較してみると:
- 準2級:「日常的な話題」
- 準2級プラス:「身近な社会的話題」
- 2級:「社会的話題」
つまり、準2級の「日常」と2級の「社会」の間に「身近な社会」というステップを作ったということですね。
具体的には、地域の食べ物やボランティア活動など、高校生にとって身近だけどちょっと社会的な話題が扱われるようです。
📝 試験内容は2級に近い形式
意外だったのが、準2級プラスの試験形式は準2級よりも2級に近いということ。
試験時間:
- 一次試験:筆記85分 + リスニング約25分
- 二次試験:約7分
問題構成:
- 大問数や出題形式は2級と同じ
- 内容の難易度が2級より易しく設定
「準2級プラス」という名前から準2級の延長のように思えますが、実際は「2級を易しくしたバージョン」と考えた方が正確かもしれません。
💰 検定料は2級と同じレベル
気になる検定料ですが:
- 本会場:8,700円
- 準会場:6,400円
- S-CBT:9,300円
準2級が本会場8,500円なので、若干だけ高めですね。
🤔 小学生には必要?我が家の場合を考えてみた
「うちの息子にとって準2級プラスは必要やろか?」
これが一番気になるところでした。
小学生の場合、多くは5級→4級→3級→準2級という順番で進んでいくと思います。
準2級に合格した後、次のステップとして:
- 選択肢1:準2級プラス → 2級
- 選択肢2:直接2級にチャレンジ
どちらがいいかは、お子さんの英語レベルや性格によると思います。
- 着実にステップアップしたいタイプ:準2級プラス経由
- チャレンジ精神旺盛なタイプ:直接2級
📱 既存の教材で対応できる?「小学生からの英検®単語」の場合
実は、ぼくが作った「小学生からの英検®単語アプリ」には「2級・準2級編」があります。
準2級プラスは準2級と2級の間のレベルなので、既存の「2級・準2級編」でも基本的には対応できると考えています。
なぜなら:
- 準2級プラスの語彙レベルは2級より易しめ
- 基礎的な2級単語を覚えておけば準2級プラスにも対応可能
- 試験形式は2級と同じなので、2級対策が準2級プラス対策にもなる
ただし、準2級プラス専用の単語集が今後出てくる可能性もあるので、様子を見ながら必要あれば対応を検討していく予定です。
🎓 まだ情報が少ないのが現状
準2級プラスは2025年度から始まったばかりなので、まだまだ情報が少ないのが現状です。
- 過去問が少ない
- 対策教材が少ない
- 合格体験談がない
でも、これは逆にチャンスでもありますよね。
早めに対策を始めれば、有利に進められるかもしれません。
英検協会の特設サイトではサンプル問題が公開されているので、興味のある方はチェックしてみることをおすすめします。

📝 まとめ
今回のエピソードのポイントをまとめると:
- 2025年度から英検®に「準2級プラス」が新設された(31年ぶりの新級)
- 準2級から2級への「高すぎる壁」を解消するのが目的
- レベルは「身近な社会的話題」を扱う準2級と2級の中間
- 試験形式は準2級よりも2級に近い構成
- 検定料は2級とほぼ同じ(本会場8,700円)
- 小学生にとっては着実なステップアップの選択肢となる
- 既存の2級教材でも基本的な対策は可能
- 高校英語教育のレベルアップにも寄与することが期待
- まだ情報が少ないため早めの対策がおすすめ
英検®もどんどん進化していくんですね。
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