「5級の単語はなんとか覚えたけど、4級の単語ってどれくらいあるんだろう」
「4級の単語一覧って、どこかにあるの?」
英検®5級のあとに4級を考え始めると、まず単語の量が気になりますよね。
先にお伝えしておくと、英検4級の単語数や単語の一覧は、日本英語検定協会からは公表されていません。
そのうえで、ぼくが作っている単語アプリでは、過去5年間の本試験を分析して、4級の単語を484語選びました(5級は502語です)。
公式の数ではないので、ひとつの目安として見てください。
ぼくは英語の先生ではなく、小学生向けの英検単語アプリを作っているただの開発者です。
この記事では、公式の情報と、アプリを作るときに分けた単語のグループをもとに、4級の単語の顔ぶれと、5級の単語を復習しながら少しずつ覚えていく方法を書いてみます。
英検4級の単語数は、公式には決まっていない
まずは、協会の4級のページを見ておきます。

協会は4級について、「5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます」と説明しています。
ただ、4級のページにも5級のページにも、「〇〇語」という語彙数や、出る単語の一覧は載っていません(2026年11月に確認)。
ネットで「4級は〇〇語」という数字を見かけることもありますが、それは協会が出している数字ではありません。
出てくる場面と話題は、5級とほとんど同じ
かわりに手がかりになるのが、協会が試験内容のページに載せている「主な場面・題材」です。
5級と4級を並べてみます。
| 5級 | 4級 | |
|---|---|---|
| 場面・状況 | 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話など | 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど |
| 話題 | 家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告など | 家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化など |
4級で新しく書き足されているのは、場面の「アナウンス」と、話題の「海外の文化」だけなんです。
家族や学校、買い物や天気といった話題は、5級とまったく同じです。
ですから、4級の単語は、まったく新しい世界の言葉というより、5級と同じ話題の中で、言えることを増やしていく言葉だと考えるとわかりやすいです。
アプリでは、過去5年間の本試験から4級の484語を選びました
では、4級ではどんな単語が出てくるのか。
ここからは、ぼくのアプリ「小学生からの英検®単語」で、4級の単語をどう分けたかを手がかりにします。
このアプリを作ったのは、自分の子どもが英検の勉強を始めたときの、こんな実感からでした。
「しかし、自分の子供がいざ英検®の勉強を始めてみると、単語数が多すぎる・例文がない・ふりがなが無いなど、なかなかフィットするアプリがないというのが実感でした」
アプリの単語は、過去5年間の本試験を分析して、よく出る単語を選んだものです。
4級の484語を、9つのグループに分けています
アプリの4級の484語は、次の9つのグループに分けています。
| グループ | 語数 |
|---|---|
| 名詞1(生き物・食べ物・持ち物関係) | 59語 |
| 名詞2(日常生活・学校関係) | 53語 |
| 名詞3(屋外・時・方角・単位関係) | 54語 |
| 動詞1(原形) | 48語 |
| 動詞2(過去形) | 48語 |
| 動詞3(動詞を使った熟語) | 67語 |
| 形容詞・副詞 | 53語 |
| 比較・代名詞・前置詞・接続詞・助動詞 | 59語 |
| 会話表現・動詞以外の熟語 | 43語 |
これは協会の公式の一覧ではなく、ぼくがアプリを作るときに選んで分けたものです。
それでも、4級の単語がどんな顔ぶれなのかをつかむ「地図」にはなります。
5級と比べると、グループの分け方が変わる
5級の502語は、名詞を6つのグループに分けていて、名詞だけで299語ありました。動詞は1つのグループで47語です。
4級では、名詞のグループは3つ(合わせて166語)になります。
動詞は「動詞1(原形)」「動詞2(過去形)」「動詞3(動詞を使った熟語)」の3つのグループに分かれます。
それから、「会話表現・動詞以外の熟語」というグループもあります。
5級の単語を復習しながら、4級の単語を覚えていく方法
4級の単語の顔ぶれがわかったところで、覚え方です。
近所の道を覚えるとき、いきなり知らない町を歩き回るより、知っている道から一本ずつ曲がる角を増やしていくほうが迷いにくいですよね。
4級の英文は、5級と同じ家族や学校、買い物や天気の話の中で書かれます。だから、5級で覚えた単語が、そのまま4級の「知っている道」になるんです。
1. 4級に入る前に、5級の単語を「抜けているものだけ」確かめる
かといって、5級の単語を最初から全部やり直す必要はありません。
5級の単語を一通り見て、すぐに意味が出てこないものだけを拾い出し、そこを先に埋めておく。
知っている道がしっかりしているほど、4級の英文も読みやすくなります。
(5級の単語の覚え方は、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
2. 動詞は、原形と過去形を一緒に声に出す
アプリの4級のグループには、「動詞1(原形)」と「動詞2(過去形)」があります。
4級では、動詞の過去の形も覚える単語に入っている、ということです。
原形だけ覚えて、過去形はあとで、とすると、同じ動詞を2回別々に覚えることになってしまいます。
原形を覚えるときに、過去形も一緒に声に出しておく。
そうしておくと、4級の英文で過去の話が出てきても、「これは、あの動詞の過去の形だ」とつながりやすくなります。
3. 熟語は、単語だけでなく例文ごと覚える
4級のリーディングの最初の大問は、5級と同じ「短文の語句空所補充」で15問あります。
協会の説明は、「文脈に合う適切な語句を補う」です。
問題文は短文や会話文で、空いているところに入る語句を、文の流れから選ぶんです。
単語の意味を一対一で覚えているだけだと、この「文の流れから選ぶ」ところでつまずきやすくなります。
特に熟語は、1語ずつの意味を足しても、熟語全体の意味にならないものがあります。
ですから、熟語は短い例文と一緒に、まるごと覚えるほうが、試験の形にも合っています。
覚えた単語や熟語が、実際の問題でどんなふうに出てくるかは、過去問で確かめてみてください。
(過去問の使い方は、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
4. 1日に進めるのは、1つのグループの一部だけ
484語と聞くと多く感じますが、9つのグループに分ければ、1つは43語から67語です。
さらにそのグループを何日かに分ければ、1日に新しく覚える量はぐっと小さくなります。
おすすめは、5級の復習を少しと、4級の単語を少し、毎日セットで進めることです。
最初は「これだけでいいの?」と物足りないくらいで十分です。
スタートダッシュで一気に進めると、続かなくなりやすいんです。
これは子どもに限らず、大人が何か新しい習慣を始めるときも同じだと思います。
小さく始めて、ゆるく続ける。
1日できない日があっても、次の日にまた少し進めれば、それで十分です。
(毎日5分ほどのスキマ時間を使った学習については、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
(大人が何かをゆるく続けることについては、ぼくが運営している「あすとろサイコロ」の記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
5級と4級の単語を、同じアプリで行き来できます
5級の抜けを確かめながら、4級の単語も進める。
言葉にすると簡単ですが、どの単語を覚えて、どれがまだなのかを、紙やノートで親が管理し続けるのは、意外と大変ですよね。
ぼくが作った「小学生からの英検®単語」の3・4・5級編では、5級の単語の復習から4級の単語まで、同じアプリの中で続けられます。
全単語にふりがなと例文、ネイティブ音声が付いているので、意味の漢字が読めない低学年のお子さんでも、例文ごと耳で確かめながら覚えられます。
進捗管理の機能で、どの単語を覚えたかを確かめられるので、5級と4級を行き来しても、どこまで来たかがわかります。
このアプリは、今後の開発を続けていくために、安価でのご購入をお願いしています。それ以外に、アプリを使っている間に課金が発生することは一切ありません。
また、煩わしい広告も、面倒なログインも、ユーザーデータの収集も一切ないので、お子さんの一人学習にも安心してお使いいただけます。
おかげさまで、月間ランキング1位(App Store「9〜11歳向け有料アプリ」部門)をいただきました。
よろしければ、使ってみてもらえるとうれしいです。
まとめ
(参考:日本英語検定協会の公式サイト「4級」「4級 試験内容」「5級 試験内容」、小学生からの英検®単語「特徴」。2026年11月確認。試験の内容は変わることがあるので、受ける前に公式サイトで最新の情報をご確認ください)
何かのお役に立てれば幸いです。
- 英検®4級の単語数や単語一覧は、日本英語検定協会からは公表されていない(2026年11月確認)
- 協会の「主な場面・題材」を見ると、4級の場面・話題は5級とほとんど同じ。新しく加わるのは「アナウンス」と「海外の文化」
- アプリ「小学生からの英検®単語」では、過去5年間の本試験を分析して、4級は484語を選んだ(5級は502語)。公式の数ではなく、ひとつの目安
- アプリの4級の単語は9つのグループ。動詞は「原形」「過去形」「動詞を使った熟語」の3つのグループに分かれている
- 4級に入る前に、5級の単語は「すぐに意味が出てこないものだけ」確かめておく
- 動詞は原形と過去形を一緒に声に出して覚える
- 熟語は1語ずつではなく、例文ごと覚える。リーディングの最初の大問(15問)は、文の流れから語句を選ぶ問題
- 1日に進めるのは、5級の復習を少しと、4級の単語を少し。物足りないくらいで始めて、ゆるく続ける
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